Inutuna

公開日2019/01/15

琵琶湖畔の愛犬との旅行におすすめ!「ホテルビワドッグ」の宿泊レビュー

先日、滋賀県彦根市の琵琶湖畔にある「ホテルビワドッグ」に愛犬と一緒にお邪魔してきました。宿泊時の感想や、ホテルの様子をレポートします。お値段高めなので「よく調べてから泊まるか決めたい…!」という方の参考になれば嬉しいです!(私自身めちゃくちゃ調べました)

ビワドッグは宿泊して損なし!

ざっくり結論から書くと、「ビワドッグは迷っているなら宿泊すべし!」です。最高でした。後ほど詳しく書きますが、ざっくりと良いところ、悪いところを挙げておこうと思います。

ビワドッグの良いところ

  • ドッグランが天然芝で広い(室内もあり)
  • 清潔感溢れる館内
  • おいしすぎる食事
  • きめ細やかで丁寧なサービス
  • 琵琶湖に歩いていける(泳げる)
  • 全犬種OK

特にサービスは、全10室と部屋数が少ないのもあって、とてもきめ細やかで親切、丁寧でした。大満足です。スタッフさんも犬好きで、とても可愛がってくれました。

ビワドッグの残念なところ

  • 予約が取りづらい
  • わんちゃんが少なめ
  • 渋滞しやすい道?

大人気のホテルですが、部屋数はたった10室です。なので、希望日の予約がなかなか取れません。また、宿泊者が少ないためわんちゃんも少なく、ドッグランで他のわんちゃんと交流したい!という場合には、ちょっと物足りないかもしれません。ただ、宿泊者が少ない分混雑感がないので、ゆっくりのんびりすることはできます。 ちなみに、立地的には悪くなく、車なら高速ICを降りてから30〜40分程度でつきます。しかし、途中カーナビ通りに琵琶湖畔沿いを走る道を行くと、片側一車線のため渋滞にハマりやすいです。特に夏場やハイシーズンは要注意。愛犬のトイレはサービスエリアで済ませておくのが無難です。

とはいえ、全体的に最高すぎて全力でまた行きたいと思っているので、宿泊者としては大満足です!我が家のわんこもめちゃくちゃ楽しそうでした。

ここからは、ビワドッグの施設や食事について具体的にレポートしていきます。

ビワドッグのドッグランは?

まずは、愛犬と宿泊するうえでとっても重要な「ドッグラン」について。ビワドッグには、屋外ドッグランが3つ、屋内ドッグランが1つあります。宿泊者の他、日帰りの方も利用可能。オフ会の会場としても利用できるようです。 屋外のドッグランは

  • 広め:天然芝
  • 広め:砂地(元テニスコート)
  • 中くらい:天然芝

の3つです。肉球に優しい天然芝のドッグランはなかなか広く、大型犬でも十分走り回ることができます。砂地のドッグランも、広さはかなりあります。大型犬と小型・中型犬に分かれているので、飼い主さんも安心して利用できると思います。

IMG 0776 うちのわんこは大きめの中型犬ですが、ドッグランはご覧のとおりの広さです。 また、ドッグラン周りの施設も充実しています。足洗い場はもちろんのこと、トイレコーナーや、屋根付きの休憩所もあります。

IMG 0771 わんこ用トイレ。シャワーで洗い流すことができます。 IMG 6371 屋根付きの休憩所。ありがたいことに「ご自由にお取りください」とミネラルウォーターも用意されています。 IMG 0782 ロッカールームもあり。日帰り利用に嬉しいサービスです。

室内ドッグランで雨の日も安心!

外だけでなく、室内にも1つですがドッグランがあります。宿泊者のみ利用できます。フローリングで、広めのホールみたいなスペースです。少しですが、アジリティもあります。 IMG 6466 フローリングは滑らないコーティングが施してあるため、まったく滑りません。愛犬の足腰にも安心です。

室内ドッグランの割に広めなので、大きめのわんこも楽しめると思います。ただ、こちらは犬のサイズでスペースが分かれていないため、大型犬も小型犬も一緒に遊ぶことになります。気になる方は、タイミングを見て利用しましょう。

琵琶湖まですぐ!水遊びもできる

ビワドッグでかなり嬉しかったのが、琵琶湖まで歩いていけることでした。ドッグラン横のフェンスに出入り口があり、そこから出て少し歩くと(3分も歩かないくらいです)、琵琶湖に着きます。湖畔は砂地なので、わんこの肉球にも安心です。 暑い時期には泳ぐこともできますね。しかもありがたいことに、ビワドッグには犬用シャワールーム(有料)もありますし、館内出入り口に犬用バスタオル(無料)もあります。水遊び好きなわんこにとって、最高な施設です。 IMG 0779 犬用バスタオル。無料で利用できます。 IMG 6373 夏に訪れたときはタイミング悪く天気がイマイチで、風が強かったため波が荒かったです。普段はこんなに荒れておらず、波も穏やかなので安心して泳ぐことができます。 IMG 6375 有料ですが、ロングリードとライフジャケットを借りることもできます。 IMG 6465 湖で遊んだ後、シャワールームでシャンプーしてあげるのもよいですが、「とりあえず洗い流せればいいや」というときは、お湯の出る水栓も自由に使えます。

このように、タオル、水道、シャワールーム、ライフジャケットなど設備が整っているので、琵琶湖で水遊びするには最適な場所です。

ビワドッグの施設は?部屋・アメニティは?

次に、ドッグラン以外の施設やお部屋について。愛犬といっしょに利用できるのは、レストランとカフェ&バーです。大浴場はNGです。カフェ&バーやレストランには愛犬用メニューもあるので、わんちゃんと一緒に楽しむことができます。

お部屋は全10室、すべてレイクビュー。天気のよい日にはいいですね。 プライベートドッグラン付きのコテージから、豪華なフォースルーム、ツインルーム、リーズナブルなダブルルームまで、幅広くあります。今回は一番お値打ちなダブルルームに宿泊しました。 ダブルルームはお値打ちとはいえ、2人と1匹には十分な広さのお部屋です。 ベッドは低めなので、愛犬も簡単に登ることができます。 IMG 0755 くつろぎスペースもあり。畳?の下には空間があってペットシーツが敷かれており、万が一粗相があってもお掃除しやすくなっているようです。加湿機能付空気清浄機もばっちりあります。 IMG 0762 テーブルの上にはわんこ用のおやつが!鶏ジャーキーと、馬の肺(!)ジャーキーでした。 IMG 0758 洗面所も綺麗で、基礎化粧品類のアメニティも豊富です。 IMG 0759 女性用はPOLAのクレンジング・洗顔・化粧水・乳液の4点セット。男性用の洗顔料・化粧水・整髪料の用意もありました。その他、歯ブラシやカミソリ、ドライヤー等、基本的なアメニティはすべて揃っています。 愛犬用アメニティもばっちり。水飲み用の器、トイレシーツや消臭剤、コロコロ粘着、足拭きタオル、お散歩バッグ(中にビニール袋やトイレ片付け用の水等)の用意があります。廊下にも愛犬用アメニティは置いてあるので、不足したら取りにいけばOKです。 IMG 0760 ごはん用の食器やケージなどはフロントに頼めば借りることができます。電子レンジもエレベーター横の自販機のところにあります。 また、ミネラルウォーターやコーヒーは無料、その他飲料も冷蔵庫内に有料ですが用意があります。わざわざコンビニに買いにいく必要はありません。

ダブルルームの欠点

お値打ちで広さも十分なダブルルームですが、残念ながら浴槽がありません。シャワーのみです。 湯船に浸かりたい場合は、大浴場を利用しましょう。

ビワドッグの夕食、朝食は?

レストランでは愛犬同伴で夕食・朝食を楽しむことができます。わんちゃん用に、カートを借りることもできます。 夕食はコース料理、朝食は和洋食です。 どちらも非常に美味しくて、大大大満足でした。時期によってメニューが変わるので、シーズンごとに行きたくなります。

ビワドッグの夕食

豪華なコース料理です。 前菜。美しい。 IMG 0802 瞬間燻製されたサーモン。煙が閉じ込められた器を自分で IMG 0809 おしゃれすぎるブリ大根。 IMG 0812 お肉with芽キャベツ!塩胡椒で美味しいお肉って、本物&最高ですよね。。。 IMG 0813 これらがコース料理のすべてではありませんが、どれもこれも美味しかったです。

ビワドッグの朝食

朝食もまた最高で、ごはんとパンの両方が食べられるという至れりつくせりっぷり。煮物系が多く優しい味わいなので、朝からたっぷり食べられました。(出汁巻たまごが最高) IMG 0836 サラダはいろんなお野菜がたっぷり。ドレッシングも3種類あって、好きにかけて食べることができます。 IMG 0837 パンも複数種類ありおかわり可能、食後はコーヒーor紅茶&デザートでシメです。朝からまんぶくで最高でございました。。。

ちなみに、当月と翌月のメニューはビワドッグのwebサイトで確認することができます。あらかじめ見て宿泊日を決めるもよし、お楽しみにとっておくもよしです!

愛犬用メニュー

夕食、朝食ともに愛犬用メニューがあります。要予約です。 サイズはS〜LLまであるので、わんちゃんの食べる量にあわせて注文できます。 もちろん塩や砂糖などの調味料や添加物は一切使用しておらず、安心して食べてもらうことができます。 ちなみにSサイズでも結構量がある、というか豪華すぎて最初人間の前菜が来たと勘違いしました。本気で。 IMG 0801 これでSサイズ。愛犬用取り皿とお箸、お手拭きももらえます。あんまりこういうのを食べ慣れていない我が家の愛犬も、喜んでモリモリ食べたので、相当おいしかったんだと思います。 IMG 6478 こちらは「鹿肉のタルタル」。ご馳走ですね。

もちろん注文せずにお部屋でいつものフードを食べてもよいですが、せっかくビワドッグに来たし!ということで、今回は夕食のみオーダーしました。

朝食も、お隣のテーブルのわんちゃんが食べているのを拝見しましたが、お野菜、ササミなどがたっぷり入っていて、ヨーグルトもあり、とても美味しそうでした。我が家のわんこが羨ましそうに隣のわんちゃんを見つめていたので、次に行くときは朝食も注文してあげようと思います。。。 (犬用メニューもビワドッグのwebサイトで内容を確認できますよ!)

ビワドッグの予約方法、宿泊の流れは?

予約方法

こんな素敵なビワドッグ、10室しかないのでかなり予約が埋まっています。2019年1月時点で、予約方法は公式webサイトのみ。じゃらんなどのサイトでは予約できません。また、時期によってかなり値段が変わってくるので、予算にあわせてタイミングを見計らって予約しましょう。

予約後

宿泊日が近くなると、ビワドッグから郵便が送られてきます。パンフレットや、チェックイン時に提出する書類などです。 IMG 0857 万が一愛犬が施設設備を破損してしまった場合の保険の書類(保険料はビワドッグもちです)、チェックイン情報、誓約書など、必要事項を記入して、宿泊当日に持参します。

チェックイン時

駐車場に入るやいなや、スタッフさんが荷物カートを押して駆け寄ってきてくださいます!わんこ連れ旅行は荷物が多いので、とても助かります。 レセプションでは広いソファに座って、そこで受付してもらえます。落ち着きない愛犬を連れていると、なかなか受付で文字を書いて説明をうけて…というのが大変なので、こういうスタイルはとてもありがたいです。 ウェルカムドリンクもいただけます。 IMG 0754 あらかじめ書いてきた書類を渡して、説明を聞いて、ついでに記念撮影して、スタッフさんと一緒に部屋まで移動。途中途中施設設備の案内もしていただけます。 お部屋入り口にはウェルカムネームボードが飾ってあって、ちょっとテンションあがります。

滞在中

シャワールーム利用料金や食事時のドリンク代など、基本的に部屋付にできるので、財布を持ち歩かなくてよいので楽チンです。ドッグランで遊ぶもよし、琵琶湖に繰り出すもよしです。

チェックアウト時

チェックイン時同様、レセプションのソファで対応してもらえます。 お部屋の確認が終わり次第、料金を支払って完了です。記念撮影した写真を貼った素敵な色紙もいただけます! 最後は荷物運びも手伝っていただけて、とっても親切で助かりました。お値段相応の素晴らしいサービスだったと思います。

琵琶湖畔に泊まるならビワドッグがおすすめ!

以上、愛犬と泊まれるホテル、ビワドッグのご紹介でした。琵琶湖畔でペットと泊まれる宿を探しているなら、とてもオススメです!